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不妊症

ご夫婦の間で妊娠を希望され、ある一定期間性生活を行っているにもかかわらず、妊娠しないことを不妊症といいます。
一定期間というのは最近定義が改められて、1年間になりました。
ちなみに、カップルが妊娠しようと思っていると1年ほどの間に70%が妊娠すると言われています。

原因は?

不妊症の原因は基本的には男女半々ですが、両性に原因がある場合もありますし、原因がはっきりしない場合もあります。

男性の場合は、精子数や運動精子の割合といった精子に関する事、うまく勃起できないといった事もあるでしょう。生殖器の構造と機能に沿って色々な原因があります。男性は泌尿器科で診てもらえますし、不妊症専門の医療機関(婦人科の医療機関であることが多いですが)に泌尿器科が併設されている場合もありますので、そこでご相談されると良いでしょう。

女性の場合も生殖器の構造と機能に沿って色々な原因があります。部位別にごく簡単に述べますと、
(1)卵巣の問題:排卵が起こっているかという事です。
(2)卵管の問題:卵管がきちんと管(くだ)として機能しているかという事です。
(3)子宮の問題:子宮頸管から粘液が出ているのか、子宮内膜のコンディションが良いかといった事です。
(4)その他:性交痛がある。子宮内膜症などの疾患によって骨盤内に癒着が生じている、などの事柄です。
最近は晩婚化の影響で、高齢で妊娠を希望される方が増えてきました。

35歳を超えると卵子の質が低下してきて、年々加速度的に妊娠しづらくなります。専門的には妊孕性(「にんようせい」と読みます)が低下すると言います。

いつ受診するの?

どのタイミングで受診したら良いかということですが、「なかなか妊娠しないなあ」と思った時で良いのではないかと思います。先に述べた1年間が経過しても妊娠しない場合は受診された方が良いと思いますが、それ以前でも悩んでいても仕方がないので、「一度話を聞いてみるか」という感じで受診されたらいかがでしょうか。いきなり不妊症専門の医療機関へ受診されるのは敷居が高いかもしれませんので、まずは当院へお気軽に受診ください。出来ることから始めて、うまくいかないようなら然るべき専門の医療機関へご紹介しています。皆さまに寄り添いながら橋渡し的役割が果たせたらいいなと考えています。

まず何をしたらいいの?

女性の方がご自身でも色々と出来る事が多いので、これ以降は女性側のことについて記載します。受診された後でも良いのですが、不妊について考えた時や妊娠したいと思ったら、毎月排卵しているかを考えてみましょう。月経が大体毎月同じ頃に初来(「はつらい」と読みます)する(要するに「来る」ということです)というのであれば、排卵している事の一つの傍証となります。ただ、月経が毎月初来する場合でも排卵していない場合もありますので、排卵を確認するためには基礎体温を記録しましょう。月経の開始日が数日前後することは普通にありますので、その程度の誤差は心配ありません。

A) 基礎体温は朝測ります。起きてしまう前の少し寝ぼけているぐらいが良いです。ですから起床時間の20〜30分前にアラームをかけてそのタイミングで測定しましょう。そのあとは予定の時刻まで二度寝してください。お忙しい方は、起きた時に測定してもよろしいです。電子体温計なので、早ければ10〜20秒で計れます。
B) 枕元に婦人体温計を置いておき、すぐに口にくわえて(可能なら体温計の先の測定部が舌の下に入るのが良いです)下さい。5分測定します。
C) 婦人体温計というのは基礎体温を測るための専用の体温計です。小数点以下が2桁記録されます。意外に精度が高いのです。各社予測機能がついていますので、上記のように短時間で測定できるものが多いですが、予測体温は各社それぞれの演算方法で行われているので、測定結果に違和感があるようでしたら5分の実測値を計りましょう。私がドラッグストアで見た範囲では、3千数百円出費していただくと予測体温だけでなく5分の実測値測定にも対応しているようです。インターネットでも購入できますので、よくご確認の上ご購入ください。写真はテルモ社の体温計を撮影したものです。婦人体温計はどのメーカーのものでも結構ですし、当院はテルモ社となんの関係もありません。

D) 測定した値はグラフにプロットします。最近はアプリで管理できるものもあるので、それを使うと便利でしょう。できたグラフを基礎体温表と言います。アプリで記録されている方は来院時に体温のグラフの画面を見せていただきます。
E) 基礎体温は1回毎の絶対値よりも体温が2相性であるか(高いところと低いところがあるか)やその上がり方などを見て行きます。1日1日の上がり下がりに神経質にならないで、淡々とつけて行きましょう。
F) 2〜3周期分の基礎体温表ができたら体温がどの時点(月経の初日から数えて何日目)で上昇しているかを見てみましょう。上がっているのか下がっているのか良く分からない場合は受診してください。ご指導いたします。(保険診療の対象です)
G) 体温が上昇する時に排卵が起こっているので、そこに合わせて性交渉されると妊娠する可能性が高まります。低温の最後の少し下がったところで排卵するように説明しているものも見受けられますが、排卵は体温が上昇している過程で起こっています。

そのほかに順調に排卵してもらうために心がけると良いことは?

〇早寝早起きをしましょう。無理に早起きすることはありませんが、夜更かしをするのは良くありません。規則正しい生活を心がけましょう。
〇ストレスがあると体に変調をきたして、うまく排卵しません。ストレスを避けたり、ストレスを取り除いたり、朗らかに生活できるように心がけましょう。
〇極端に痩せている場合や肥満が強度の場合、急激な体重の増減がある場合はうまく排卵しません。適切な食事を心がけて標準的な体重になるようにして行きましょう。
〇サプリメントも悪くはありません。不足している栄養素を補うという点でよろしいですし、葉酸は日本人では半数くらいの人は体内で栄養素としてうまく利用できない(足りなくなりやすいわけです)と言われていますので、葉酸の含まれた「マルチビタミン」という系統のサプリメントを規定量服用されると良いのではないかと思います。余分に多く服用する必要はありませんし、いつも食べている食べ物自体について考えるということが基本です。昔から言われているバランスのとれた食事が結局一番良いのです。

 

簡単に言ってしまうと「朗らかに規則正しく生活する」ということです。あまりに妊娠することに一生懸命になりすぎると、それが逆にストレスになってしまったりします。今の世の中ではなかなか難しいのですが、お子さんは「授かる」ものだと持って少し大きな心持ちで過ごされると良いのではないかと思います。

おひとりでお悩みにならずお気軽にご相談ください。順を追って検査、治療を進めて行きましょう。

伊藤しあわせクリニックでは何をするの?

当院では基礎体温を見せていただいた上で、必要に応じて超音波検査やホルモン値の測定などの検査を行いつつ、

〇性交渉のタイミングをご指導する。
〇排卵がうまく行っていないようなら、飲み薬の排卵誘発剤を使って排卵を起こしてみる、それに合わせて性交渉のタイミングを図る。
〇高温相が短い(排卵後の基礎体温が上昇している日数が短い)場合は黄体支持療法と言って黄体ホルモン剤を使って高温相の適正化を図る。

と行った診療を行なっています。もう少し積極的な内容に踏み込んでも悪くはないと思うのですが、早めに生殖医療の専門医に任せる方が良い場合もありますので、症例に応じて判断しています。

悩んでいても仕方がないので、一緒に考えて行きましょう。

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