院長 伊藤 嘉康
すこやかな女性を
はぐくみたい
当院は昭和50年に先代の院長が伊藤産婦人科として現在地(名古屋市南区)に開院しました。
開院時より分娩を取り扱い、丹田呼吸法を利用した特徴のある分娩をおこなってきました。
分娩の取り扱いは開院40周年を迎えた2015年(平成27年)4月に中止して診療所名も変更、地域の女性のための診療所(クリニック)として再スタートし、平成29年12月に、院長職を私が引き継ぎました。
この診療所(クリニック)の名前は、皆様に幸せになっていただきたいという希望を込めて「伊藤しあわせクリニック」として私が名付けました。
今まで分娩に振り向けていた力を幅広い世代の女性のために使って、「健やかな女性をはぐくみたい」という当院のスローガンを実現していきたいと思います。皆さんには産婦人科に受診する事自体が、敷居が高いところがあるのだと思います。
当院でも「今日は思い切って来た」とおっしゃる方がやはり多いです。そもそも体調が悪くて病院に受診する訳で、病院には行きたくないのが当たり前です。せっかく受診されたわけですから、受診された方に何か一つでも良かったと思える事があるようにして行きたいと思います。当院へは婦人科に限らず気軽に色々なことを相談できる場所という感じでお越しいただければ幸いです。
当院はマイナンバーカードを保険証として利用できる体制が整っております。
また、当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療提供に努めています。
- 日本産科婦人科学会認定専門医
- 母体保護法指定医
- 日本生殖医学会会員
- マンモグラフィ検診精度管理中央委員会認定読影医師(評価A)
- 日本医師会認定産業医
- 日本医師会認定健康スポーツ医
- 日本産婦人科乳腺医学会乳房疾患認定医
- 日本周産期・新生児医学会会員
平成5年3月 |
藤田保健衛生大学(現 藤田医科大学) 医学部 医学科卒業 |
平成5年4月 |
医師免許取得
名古屋市立大学病院 臨床研修医 |
平成6年7月 |
名鉄病院 産婦人科 勤務 |
平成11年7月 |
成田記念病院 産婦人科 勤務 |
平成12年4月 |
名古屋市立緑市民病院 産婦人科(副部長)勤務 |
平成13年11月 |
伊藤産婦人科 副院長 |
平成27年4月 |
伊藤しあわせクリニックへ改称 副院長 |
平成29年12月 |
伊藤しあわせクリニック 院長就任 |
今後力を入れて診療していく分野
色々な文献がありますが、60歳以上の3分の2以上の方々で、なんらかの下部尿路症状を有しているようです。下部尿路症状というのは色々ありますが、主に頻尿(おしっこが近い)、尿意切迫感(急に強い尿意が起こる)、尿失禁(おしっこが漏れてしまう)というものです。その中でも過活動膀胱による尿失禁(強い尿意が急に出てきてオシッコを漏らしてしまう人)に対する磁気治療器を、昨年12月に東海地方で初めて導入し、より高度な治療を行えるようにしました。
骨密度測定器(保険適応あり)を導入しております。これで治療前治療後の変化を見ながら治療をして行きます。
女性のライフスタイルという観点から、低用量ピルは大変重要です。予期しない妊娠とそれに伴う人工妊娠中絶を減らすという効果があります。コンドームが破れた場合などのための緊急避妊も行っています。
20代や30代の女性に子宮頸がんが増えています。子宮頸がんワクチンの接種が中断していることもあり、子宮がん検診の重要性は増しています。また、乳がん検診は40歳以上でマンモグラフィ併用の検診を受診することになっています。当院院長はNPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構の認定する検診マンモグラフィ認定読影医師です。A評価をいただいております。乳がん検診は是非当院でお受けください。
予防接種は以前から行っていましたが、当院でお生まれになった児だけに限っておりました。2015年4月以降は分娩取り扱いを中止したこともあり、当院で出生された時に限らず、広く行っていきます。予防接種スケジュールを組むのが難しいので、当院ではそのスケジュール作りも一緒に行います。
大人の
風疹と先天性風疹症候群もお気軽にご相談ください。
当院は新生児専門医による発育外来を行っています。新生児専門医というのは、ただの小児科ではなくて、未熟児や新生児のスペシャリストです。後から起こってくる異常にも大変詳しいので、乳児期の健診には最適のドクターです。
お産は取り扱いませんが、妊婦健診は行います。名古屋第二赤十字病院の周産期ネットワークに加入しておりますので、第二日赤でお産される方の妊婦健診を行っています。また、遠方のご実家でお産される方のために名古屋にいらっしゃる間の妊婦健診も行います。
色々書いてしまいましたが、あまり気にしないで、気になることがあったら受診していただければ良いと考えています。こんなくだらないことを聞いてもいいのかと気兼ねしないで受診してみるということが大事だと思います。
院内紹介
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