名古屋の産婦人科小児科|伊藤しあわせクリニック

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尿失禁治療 その2

尿失禁について、病気としての説明や治療法・対策については、尿失禁治療その1のところで詳しくお話ししました。まず病気自体のお話は是非そちらをご覧ください。色々な文献・報告がありますが、60歳以上の3分の2以上の方々で、なんらかの下部尿路症状を有しているようです。

下部尿路症状というのは色々ありますが、主に頻尿(おしっこが近い)、尿意切迫感(急に強い尿意が起こる)、尿失禁(おしっこが漏れてしまう)というものです。

当院では、下部尿路症状の中でも過活動膀胱による尿失禁(強い尿意が急に出てきてオシッコを漏らしてしまう人)に対する
磁気治療器を、平成26年12月に東海地方で初めて導入し、より高度な治療を行えるようにしました。(当院が旧称の伊藤産婦人科の頃から導入しています。)

要点をまとめますと、

  • この装置は保険治療が認められています。
  • 磁気で骨盤底の神経を刺激して尿失禁の治療効果を示すものです。磁気刺激療法と言います。
  • この装置は着衣のままで装置に腰掛けていただくだけで済み、簡単です。以前から尿失禁に干渉低周波療法(電気刺激療法の一種)というものがありましたが、素肌に電極を装着せねばなりませんでした。
  • 文献によると、1週間当たりの平均尿失禁回数が有意に低下し、1日あたりの平均の尿意切迫感の回数が有意に減少し、1回平均排尿量も有意に増加しました。(Yamanishi T, et al. Multicenter, randomized, sham-controlled study on the efficacyof magnetic stimulation for women with urgency urinary incontinence. Int. J. Urol. 2014; 21: 395-400 )
  • 尿失禁を感じている方は中年以降の女性にはかなり多いので、そうした方々の治療に福音をもたらすと思います。
  • 男性はこの装置の適応ではありませんが、副院長が試しに着座してみました。磁気刺激によって骨盤底の筋肉がかなり収縮しました。なかなか驚きの体験でした。

この治療は健康保険の適応ですが、

  1. 以前に尿失禁治療薬を服用したが(12週間以上)症状改善が認められない。
  2. 副作用などのために尿失禁治療薬が服用できない。

のどちらかを満たす尿失禁を伴う成人女性の過活動膀胱患者に対して認められます。
この治療器には施設基準が定められていまして、それを満たす医療機関だけで行えます。
もちろん当院はその施設基準を満たしています。(どこの医療機関でも行えるというものではありません)

ちなみに保険診療の場合の料金ですが、2回目以降の受診で始めた場合は、再診料と処置料(この治療の1回の料金)で3割負担の場合440円です。
これを1週間当たり2回、6週間(つまり12回)行います。
だから440円×12回=5,280円です。

診療時間

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