院長のこだわり

こんにちは。このページは、『院長のこだわり』と題して、毎日の診療を通して私が感じたことなどを書いていくつもりです。文字ばかりのページですが、最後までお付き合いください。



平成22年正月

明けましておめでとうございます。 本年も院長のこだわりは続けます。
1. 感激的なお産を目指す。
2. 大切な育児をとことん真剣に取り組むこと。
この二つの大きなテーマの更なる向上することに、こだわります。
それぞれについて詳しくお話ししますと、

1.  感激的なお産を目指す。
この感激的なお産は、もう何年も丹田呼吸法を妊婦さんと共に励んで来ました。
その効果は実際に出来てきましたが、まだ今ひとつ不満足な点があり現在呼吸法の練習に改善を加えて努力しております。
まず、分娩第一期(入院から子宮口が全開するまでの時期)は皆さんがとても上手に呼吸法を利用されます。大変落ち着いたご様子で殆どの方がとても静かです。ですから、赤ちゃんの心拍や陣痛の状態を分娩監視装置で監視出来、安心して経過を診ることが出来ます。 この事は大変重要なことで、この監視が充分なされてないとお腹の中の赤ちゃんの異常が見逃されてしまうのです。
これがうまく出来ていることは、丹田呼吸法のもっとも大きな成果です。 次に、分娩第二期(子宮口が全開してから赤ちゃんが生まれる時期)です。 これも呼吸法のお陰で無理なく行なわれています。しかしこの時期は分娩のなかでも産婦さんが一番辛い時期です。この時期の産婦さんの苦痛を、もう少し楽にして、この時期を短くすることを目指して、現在工夫を凝らしている最中です。
そして想像したよりずーっと楽だったと言ってもらうことが、私の目標です。

2.  大切な育児をとことん真剣に取り組むこと。
育児の問題です。初めて育児をなさる方は、色々なことに悩まれます。新聞、雑誌やテレビなどでよく話題になりますが、情報が多くてどうすれば良いのか判らなくなることが多いのです。
すでに育児を経験された方でも、刻々発育してどんどん変化する赤ちゃんについて行けず悩まれることも多いのです。  
当院では生後二ヶ月から満一歳になるまでのお子様の健診を、毎月専門の新生児科の先生にしてもらっています。身体的な発育・運動機能・反射機能など専門家でなければ分からないことを診てもらい、お母さんが疑問や不安を積極的に聞いて、安心し自信を持ってもらうことを目的としてやっております。なかには「そんな事まで聞くの?」と、つい笑ってしまうような愉快な質問も飛び出し、私も興味深く聞いています。
そして乳児健診が終わってお母さんたちは、安心し晴れ晴れとした表情で帰られます。その様子やお母さんたちの質問が楽しくて、私は何時も乳児健診の風景をそっと覗いています。

このような皆様の分娩後の表情や乳児健診の様子を楽しむ事が出来るのも『こだわり』の結果だと確信し、皆様のために延いては私達の為にも尚一層の研鑚を積みたいと思います。
今年もどうぞよろしく。